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メディカルケア

心臓しんとうの対処法

 

2015年5月4日、都内で開催されていたフットサル大会での試合中、相手チームの選手のシュートしたボールがディフェンスの選手の前胸部に当たり、心臓しんとうを起こしました。しかしながら周囲の方々の救命処置により、一命をとりとめたというニュースがありました。

チームのトレーナーはAED講習会の受講経験があり、施設にはAEDが設置されていたこと、周囲の人たちの協力があったことなどが一人の命を救った要因とされています。

 

心臓しんとうとは、胸部に加わった衝撃により心臓が収縮できずに血液を送り出せない状態、すなわち心臓の働きが停止している状態です。

 

心臓しんとうは硬式野球やラクロスなどの高硬度のボールを使用する球技スポーツに多いとされていますが、今回のようにフットサルでも起きる可能性があること。またサッカーでは、ボールの衝撃だけでなく相手の肘などによる衝撃により起きる可能性があることも知っておく必要があります。

 

対処法は、AEDによる除細動です。

 

またAEDが現場に届くまでは一次救命処置(Basic Life Support:BLS)に沿った対応、特に胸骨圧迫(心臓マッサージ)による心肺蘇生法が重要です。救急隊の要請(119番)は必須です。

 

F.C.KOMA6では年に1回のBLS講習会を実施します。

コーチは必須、保護者の皆さんも積極的に参加していただきたいと考えています。

 

このページは日本サッカー協会のメディカルインフォメーション、日本光電HPより引用及び参考にして作成しています。

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