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メディカルケア

熱中症の予防と対処法

 

熱中症に関するF.C.KOMA6の基本方針についてお知らせします。

これはチームポリシーの「安全・公平・喜び」に則っており、子どもの安全を最優先と考えるものです。

コーチの皆さんにおかれましては、特にご注意願います。

《日本救急医学会 熱中症診療基準をもとに作成》

 

熱中症の重症度

【1度】めまい、立ちくらみ、生あくび、大量発汗、筋肉痛など

応急処置(体表面を冷やす、経口保水液または塩分・糖分を水に溶かしたものまたはスポーツドリンクの補給)と見守り → 改善しなければ医療機関へ

 

【2度】頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感など

医療機関へ連れて行く

 

【3度】意識障害、けいれん発作

入院が必要

 

選手が弱音を吐いた時に「頭が痛い」と言うかもしれませんが、症状をコーチの判断で見過ごし後に重症化してしまう恐れがあります。「頭が痛い」と言った場合は(本来医療機関を受診です)その後のプレーはさせず、様子見として下さい。昔と現在では環境が違いますので、上記の重症度を目安に対応をお願い致します。

 

日本サッカー協会のメディカルインフォメーションより、水分補給のポイントを下記に示します。

 

2016年1月 代表 大野耕平

6〜9月の具体的な対応

【選手には】

名前を書いた500mlのペットボトルに水を入れて凍らせたものを、練習・試合とも持たせてください。

飲用と、練習の合間に体表面を冷やすことに使用します。

帽子を持参してください。

 

【コーチには】

選手の模範となるべく、必ず帽子を着用してください。

キャスター付きクーラーボックス×2個、クーラーバック×2個、散水器(小型)×2個、を準備しました。

 

試合では下記のように運用してください。

1.選手が持参した500mlペットボトル氷はクーラーバッグに保管し、適宜飲用及び体表面を冷やすために使用する。

2.キャスター付きクーラーバックに水を張り、ベンチまで持っていく。場合によっては凍らせたペットボトルを入れ水を冷やす。必要に応じて選手のタオルなどを浸け、濡れたタオルを用いて選手の体表面を冷やす。

3.散水器に水(またはキャスター付きクーラーボックスにペットボトル氷を入れて冷やした水)を入れ、選手へ直接噴霧して体表面を冷やす。

熱中症対策ガイドライン

日本サッカー協会から熱中症対策ガイドラインが出ています。

https://www.jfa.jp/documents/pdf/other/heatstroke_guideline.pdf#search=%27JFA+熱中症%27

 

是非ご参照ください。

​2018年6月 代表 大野耕平

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