
狛江六小親子サッカーサークル
ハラスメント防止指針
1. 基本理念
狛江六小親子サッカーサークル(以下、チームと称す)は、サッカーを通して子どもの健全な育成・保護者の親睦・地域の連携強化を図るために2011年9月に発足したサークルである。当チームは「安全・公平・喜び」をチーム理念とし、親子の関わりを深めていくことを真の目的としている。コーチ、保護者は、互いを尊重し、子どもの権利と尊厳を守る姿勢を共有する。当チームは2013年5月19日付で、代表が署名した「サッカーの指導現場における暴力根絶の宣言」をJFAに提出している。
2. 組織構造と役割
本チームは、以下の役割構造を持つ。
•代表:チーム全体を統括し、運営する。チームの最終的な決定権と責任を持つ。
•監督:学年の活動に関する最終的な決定権と責任を持つ。
•チーフコーチ::監督を補佐し、不在時は代行する。
•コーチ:監督やチーフコーチに協力し、学年の活動を支援する。
•OBコーチ:監督の決定に基づいて活動を支援する。
•保護者サポーター:監督の指示のもと、ユニフォームの管理等を行う。
•保護者:子どもの活動を支え、チーム運営に協力する。
これらの役割は明確に区別され、互いの立場を尊重することを基本とする。
3. ハラスメントの定義
ハラスメントとは、相手に対して不利益・不快感・恐怖心を与える言動や行為を指す。本チームでは以下を禁止する。
3-1. コーチと子ども間
• 身体的暴力(叩く、蹴る、道具で威圧する等)
• 過度な叱責、人格否定、威圧的な指導
• 子どもの失敗を嘲笑する、仲間の前で侮辱する
• 過度な練習強制、怪我の無視
• 不適切な身体接触
• 自分の子どもへの特別扱い、または過度な厳しさ
3-2. コーチと保護者間
• 威圧的な態度、恫喝、排除的な言動
• LINE等での陰口・攻撃的メッセージ
• 運営情報の不透明化
• 子どものプレー時間や評価をめぐる不公平な扱い
3-3. 保護者コーチとOBコーチ間
• 経験年数や立場を利用した不当な圧力
• 指導方針の違いを理由にした人格攻撃
• OBコーチの意見を封じる、排除する行為
4. 行動指針(Do/Don’t)
4-1. 監督
Do
• 子どもの安全と尊厳を最優先する
• 指導方針を透明性をもって共有する
• 保護者の意見を丁寧に受け止める
• 自分の子どもへの扱いに特に配慮する
Don’t
• 「監督だから」という理由で意見を封じる
• 子どもの前で保護者を批判する
• 特別扱いや逆に過度な厳しさを示す
4-2. チーフコーチ・コーチ
Do
• 監督と指導方針を共有し一貫性を保つ
• 子どもの様子を監督に適切に報告する
• 子どもが相談しやすい雰囲気をつくる
Don’t
• 独自の判断で指導方針を変更する
• 子どもの前で監督の批判を行う
4-3. OBコーチ
Do
• 経験を共有しつつ現代の指導基準を尊重する
• 役割を明確にし、指導者を支える姿勢を持つ
Don’t
• 「昔はこうだった」と押し付ける
• 若い指導者を威圧する
• 子どもの前で対立を見せる
4-4. 保護者
Do
• 子どもの成長を第一に考え、結果よりも挑戦や努力を尊重する
• 指導者の役割を理解し、活動方針や判断を尊重する
• 他の子どもたちにも公平で温かい声かけを行う
• SNSやLINEでの情報共有において、節度と配慮を持つ
Don’t
• 練習・試合中に指導へ口出ししたり、監督・コーチの判断を妨げる
• 自分の子どもに対し、過度な叱責やプレッシャーを与える
• 他の子どもや保護者の陰口・批判をSNSやグループチャットで行う
5. 相談・報告体制
5-1. 相談窓口
以下の複数窓口を設置し、相談しやすい環境を整える。
• 子ども・保護者 → 監督
• コーチ → 監督
• 監督 → 代表
• 代表・監督双方に問題がある場合 → 外部窓口(JFA暴力等根絶相談窓口通報フォーム等)
5-2. 匿名相談
• 匿名で意見・相談を送れるフォームを設置する。
• 子どもも利用できるよう簡易な形式とする。
5-3. 報告後の対応
1. 事実確認
2. 関係者への聞き取り
3. 必要に応じて指導者の活動停止
4. 再発防止策の提示
5. 子ども・保護者へのフォロー
6. 教育・研修
• 年1回のハラスメント防止研修(指導者・保護者)
• 指導者ミーティングでの月次振り返り
7. 最後に
本指針は、厳しさを排除するためのものではなく、子どもが安心して挑戦できる環境を守るためのものである。大人同士が互いを尊重し、役割を明確にし、透明性のあるコミュニケーションを行うことで、当チームの社会教育・青少年育成価値は最大化される。本チームはこの指針の下、子どもを中心に据えた健全な活動環境の維持に努める。
2026年4月策定
子どもへの性暴力防止指針
第1章 目的
本指針は、狛江六小親子サッカーサークル(以下、チームと称す)におけるコーチ、保護者、その他関係者による子どもへの性暴力及び性暴力につながり得るような不適切な行為を未然に防止し、子どもの安全を最優先に確保することを目的とする。
本指針は、こども家庭庁が示す 「教育・保育等を提供する事業者による児童対象性暴力等の防止等の取組を横断的に促進するための指針」 (以下「横断指針」)を基礎とし、当チームの特性に合わせて策定する。
第2章 基本理念
1. 子どもの安全と尊厳を最優先とする。
2. 子どもは性暴力から守られる権利を持つ。
3. コーチ・保護者は、子どもとの適切な距離感を保ち、境界線を尊重する。
4. 性暴力の疑いがある場合は、内部処理ではなく、速やかに外部機関と連携する。
5. 子どもが安心して相談できる環境を整える。
第3章 定義
横断指針および文部科学省の「児童虐待対応のポイント」に基づき、以下を性暴力と定義する。
1. 性的接触
• 性器・胸部・臀部への接触
• 子どもに触らせる行為
• 抱きつく、体を密着させるなどの不必要な接触
2. 性的行為の強要・誘導
• 性的な写真・動画の撮影、見せる行為
• 性的なメッセージの送信、画像要求
• 性的な話題・冗談・からかい
3. プライベートゾーンへの不適切な介入
• 更衣室・シャワー室・トイレへの立ち入り
• 子どもの着替えを不必要に手伝う行為
• 個室・車内での1対1の状況を作る行為
4. グルーミング(関係構築による誘導)
• 特別扱い、プレゼントの提供
• 個人的な相談に誘導する
• SNSでの深夜連絡、1対1のやり取り
第4章 禁止事項
以下の行為を厳格に禁止する。
1. 子どもの身体に不必要に触れる行為
2. 個室・車内での1対1の状況
3. 子どもの裸・下着姿の撮影
4. 性的な話題・冗談・からかい
5. SNS・LINE等での1対1の個人的連絡
6. 子どもを家に呼ぶ、家に行く行為
7. 子どもにプレゼントを渡し、特別な関係を作る行為
8. 子どもを性的な場面に立ち会わせる行為
9. 子どもに性的な画像・動画を見せる行為
第5章 予防のための行動指針
1. 身体接触のルール
• 指導上必要な場合のみ、事前説明と同意を得て行う
• 胸部・臀部・性器周辺には一切触れない
• 子どもが嫌がる素振りを見せた場合は即時中止する
2. 更衣室・シャワー室のルール
• 大人は原則立ち入らない
• 緊急時を除き、子どもの着替えを手伝わない
• 覗き見・撮影は禁止
3. 送迎のルール
• 1対1の送迎は禁止
• やむを得ない場合は、保護者に事前連絡し、短時間で行う
4. SNS・連絡手段のルール
• 1対1の個人チャットは禁止
• 連絡はチーム公式グループのみで行う
• 深夜の連絡は禁止
第6章 相談・通報体制
1. チーム内相談窓口
• 監督
• チーフコーチ
• 代表
※子ども・保護者が相談しやすいよう複数窓口を設置する。
2. 外部機関への通報基準
以下の場合は即時に児童相談所または警察へ通報する。
• 性的接触が疑われる
• 子どもが「触られた」「怖い」と訴えた
• 緊急性が高いと判断される場合
3. 証拠保全
• 子どもの話をそのまま記録
• SNS・写真・メッセージは削除せず保存
• 子どもへの聞き取りは専門機関が行うため、誘導質問は禁止
第7章 研修
• 年1回「性暴力防止研修」を行う
• グルーミングの兆候、通報義務、接触ルールを学ぶ
第8章 子ども・保護者への説明
• 入団時に本指針を説明し、同意を得る
• 子ども向けに「プライベートゾーン教育」を実施 (こども家庭庁「生命(いのち)の安全教育」を活用)
低学年 https://www.mext.go.jp/content/20210416-mxt_kyousei02-000014005_31.pdf
高学年 https://www.mext.go.jp/content/20210416-mxt_kyousei02-000014005_32.pdf
第9章 指針の見直し
本指針は、社会状況・法令・こども家庭庁の指針改訂に応じて、毎年見直しを行う。
2026年4月策定